抜け毛の教科書/タバコによる抜け毛

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普段の生活による抜け毛

タバコによる抜け毛

タバコに含まれるニコチンという物質は、主に中枢神経や末梢に存在するニコチン性アセチルコリン受容体と結びついてさまざまな作用を引き起こします。ニコチンが引き起こす作用のうちのひとつに、毛細血管を収縮させる作用があります。これが抜け毛に大きく関わります。

血管が収縮されると血行が悪くなってしまい、血流が減少します。髪の毛を作っている毛細胞は、血液を介して髪の毛の発毛や成長に必要な栄養分を受け取っているので、血流が減少することで十分な栄養素が供給されなくなり、髪の毛に悪影響を与えます。その結果細くて切れやすい髪の毛や、抜けやすい髪の毛しか生えてこなくなってしまう恐れがあります。

タバコと抜け毛画像さらに喫煙によって体内のビタミンCが大量に消費されてしまうことも大きな悪影響を及ぼします。ビタミンCは体内において、皮膚を構成するコラーゲンなどを生成するのに欠かせない成分であるため、これが不足すると頭皮が固くなってしまいます。頭皮が固くなることで血行が悪くなり、上記のような悪影響が見られることはもちろん、毛根の働きも衰えてしまい、これもまた弱い髪の毛しか生えてこない原因になります。

タバコと抜け毛にはこのような関係があると考えられていますが、実際に一日に抜けた髪の毛の量が、喫煙をしていた人が禁煙をすることでどれほどの変化があるのかを計ったところ、喫煙中は一日平均95本ほどであったのが、禁煙をしたら90本ほどまで減少したというデータもあるようです。